そういえば水分補給をしてないかも・・・
そんなあなたに読んでほしい記事です。
仕事中、冷暖房の効いたオフィスで作業をしていると、つい水分補給を忘れてしまうことがあります。しかし、そうした脱水状態が続くと、集中力が低下し、仕事のパフォーマンスも悪くなります。さらに、頭痛や便秘などの体調不良を引き起こす可能性もあります。
この記事では、仕事中の水分補給が重要な理由と、効果的な水分補給の方法について解説します。
オフィスの中に居るときこそ、こまめな水分補給が必要です
脱水症状が仕事に与える影響
自分の体が脱水になっているかは、どうすればわかるかな?
脱水症状になると、次のような症状が現れます。
- 口の渇き
- 尿量の減少
- 尿の色が濃くなる
- 頭痛やめまい
- 疲労感
こうした違和感を感じるようになったら、脱水のサインです。そのままにしていると、仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
- 集中力の低下: 脱水状態になると、脳の血流量が減少し、十分な血液が脳に届かなくなります。
- 判断力が鈍る: 集中力の低下によって、判断力が鈍り、ミスをしやすい状態になります。
- 疲労感が増す: 体の老廃物を外に出しにくくなり、体内のエネルギー代謝が低下します。
そればかりでなく、脱水状態が続くと、高血圧や脳梗塞といった、より重大な病気に繋がることもあります。一般的なサラリーマンであらば、1日の内8時間程度は業務を行っている訳ですから、それだけの間、脱水状態が続いている日々を、送っている可能性がある訳です。
仕事中の適切な水分量
実際に、どれくらいを目安にすれば良いかな
私たちは、 普通に生活しているだけでも、1日に2.5ℓもの水分が失われています。
厚生労働省「健康のため水を飲もう」 推進委員会 より
厚生労働省によると、健康な成人の場合、1日の水分摂取量の目安は2.5Lです。しかし、これはあくまでも目安であり、季節や運動量、体調によって必要な水分量は異なります。事務系の職種のような、オフィスで働く時間が長い方であれば、それほど汗をかく事も少ないと思いますので、ざっくり2Lを目安としても良いでしょう。
あるいは、次のような体のサインを目安に、水分をとるタイミングを決めるのもおすすめです。
- 喉が渇く前に、定期的に水分補給をする
- 用を足すとき、立ち上がったとき等、タイミングを決めて、1杯の水を飲む
- コップ1杯(200ml)を目安に、1~2時間おきに水分補給をする
- 尿の色が薄い黄色であることを確認し、色が変わり始めたら水分をとる
一度に大量の水分をとると、体が吸収しきれず、尿として多くが出て言ってしまいます。ポイントとしては、コップ1杯程度の水分を、定期的に取ることです。
仕事中の水分補給を習慣化するヒント
そうはいっても、なかなかきっちり水分補給は出来ないよ
仕事中にこまめに水分補給をするためには、以下に挙げるような方法を利用して、習慣化してしまうことがおすすめです。
- タイマーを活用する: 1時間おきにタイマーをセットして、水分補給をする
- ペットボトルを持ち歩く: 常に目につくところに置いて、意識的に水分補給をする
- デスクにコップを置き、空にしない: いつでも水分補給ができるようにしておく
- 付箋に書いて、PCのディスプレイに貼る: 水分補給を業務の1つにする
- オフィス環境を整える: 休憩スペースにウォーターサーバーを設置する
おすすめの飲み物
水分補給の大事さはわかったけど、何が良いのかな
飲み物によって、得意な場面や、期待出来る効果が異なるので、その場に合った飲み物を選びましょう。例えば、以下のような飲み物には、それぞれこのような特徴があります。
- 水:最も手軽で手に入りやすい。混じり気が少なく、体内に吸収されやすい
- 麦茶:ノンカフェインで、ミネラル分も豊富
- スポーツドリンク:運動時や汗をかいた時に、特に効果的。糖分は高めのものが多い
- 緑茶:カフェインが含まれており、眠気覚ましにも効果的
糖分やカフェインは、摂りすぎると、体の不調に繋がる可能性があるため、人によっては注意が必要です。
まとめ
仕事中の水分補給は、集中力、パフォーマンス、そして自身の健康を守るためにも非常に重要です。日々の仕事に追われていると、どうしても後回しになりがちな水分補給ですが、今回紹介したポイントを参考に、自分に合った方法で水分補給を習慣化しましょう。
水分補給も大事な仕事です