まだ確定申告が終わっていない・・・
確定申告のシーズンは毎年やってくるものの、多くの方にとって、毎回準備に追われて忙しい時期です。
特に、期限ギリギリになってから慌てる人も少なくありません。
しかし、今からでも確定申告のコツを押さえておけば、効率よく、かつ正確に申告作業を完了させることが可能です。
この記事では、確定申告を直前に控え、これから追い込みをかける、或いは今まさにスパートをかけている方に向けて、今からでも間に合わせるためのコツを紹介します。
まず、確定申告とは?という方は、こちらの記事をご覧ください!
今から確定申告を行うときの、重要ポイント
どこから手をつけたら良いんだろ・・・
確かに、確定申告は多くの人にとって面倒な作業です。
しかし、今からでも間に合わせることは可能です。
1. 必要書類を整理する
確定申告を始める前に、まずは必要な書類を整理しましょう。
源泉徴収票、医療費の領収書、寄付金の証明書、住宅ローンの年末残高証明書など、控除を受けるために必要な書類を揃えます。
3. 控除項目を見落とさない
確定申告では、さまざまな控除項目を利用することで税金が戻ってくる可能性があります。
医療費控除、寄付金控除、住宅ローン控除など、自分が利用できる控除項目がないか、改めてチェックしましょう。
特に、小さな領収書や証明書も見落とさずに、控除を最大限に活用することがポイントです。
4. 申告書の作成にはソフトウェアを活用する
確定申告書を作成する際には、国税庁が提供する確定申告書作成コーナーや、市販の確定申告ソフトを活用すると良いでしょう。
これらのツールは、入力するだけで自動的に計算してくれるため、計算ミスを防ぐことができます。
また、過去のデータを基に申告書を作成する機能もあるため、時間の節約にもなります。
5. 確認は丁寧に
申告書を提出する前には、必ず内容を丁寧に確認しましょう。
特に、数字の入力ミスや、必要な書類の添付忘れがないかをチェックすることが重要です。
また、e-Taxで申告する場合でも、提出前の確認作業は怠らないようにしてください。
デジタルツールの活用
自分ひとりでは無理かも・・・
確定申告の期限が迫っているけれど、まだ手をつけていない…
そんな方でも、心配は無用です。
今からでも間に合わせることができる、デジタルツールの活用法をご紹介します。
この記事を読めば、確定申告のプロセスを効率的に進めることができるでしょう。
e-Taxでのオンライン申告
まず最初におすすめするのは、国税庁が提供するe-Taxソフトウェアです。
このシステムを利用すれば、自宅やオフィスから直接、オンラインで確定申告を行うことができます。
必要なのはインターネット接続が可能なパソコン、そしてマイナンバーカードです。
e-Taxのウェブサイトにアクセスし、指示に従って申告書を作成、提出するだけ。
面倒な書類の郵送や税務署への足運びが不要になります。
スマホアプリでレシート管理
次に、レシートや領収書の管理に役立つスマホアプリの活用です。
例えば、「Money Forword」や「Moneytree」などのアプリを使えば、レシートを撮影してデジタル化し、クラウド上で簡単に管理できます。
これにより、必要な書類をすぐに見つけ出し、申告書作成の時間を大幅に短縮できます。
クラウド会計ソフトの利用
また、クラウド会計ソフトを利用することで、収支の管理から申告書の作成までを一元的に行うことが可能です。
「freee」や「弥生会計 オンライン」などのサービスでは、銀行口座と連携して自動で収支を記録し、確定申告書を自動作成する機能があります。
これらのツールを活用すれば、確定申告に必要なデータの準備と整理がずっと楽になります。
Googleカレンダーでスケジュール管理
確定申告の準備には、計画的なスケジュール管理が欠かせません。
Googleカレンダーなどのカレンダーアプリを使って、申告準備のためのタスクや締切を管理しましょう。
特定の日に何をする必要があるのかを明確にし、余裕を持って準備を進めることができます。
チェックリストの活用
すべきことが多くて、進捗が心配だ・・・
確定申告のプロセスを効率化するためには、まず何が必要かを明確にすることが重要です。
以下のポイントをチェックリスト化し、一つずつ確認しながら進めていきましょう。
- 必要書類の収集
- 給与明細
- 領収書やレシート(医療費控除、寄付金控除など)
- 住宅ローンの年末残高証明書
- 生命保険料控除証明書
- その他、控除対象となる支出の証明書類
- e-Taxの準備
- マイナンバーカードの準備
- スマートフォン、もしくはICカードリーダーの準備(e-Taxで申告する場合)
- 控除項目の確認
- 医療費控除
- 寄付金控除
- 住宅ローン控除
- 生命保険料控除
- 小規模企業共済等掛金控除
- その他、自分が該当する可能性のある控除項目
- 申告書の作成
- e-Taxまたは紙の申告書で作成
- 収入、所得、控除項目を正確に記入
- 最終チェック
- 数字の間違いがないか
- 必要書類が全て揃っているか
- e-Taxの場合はデジタル証明書の有効期限を確認
チェックリストの活用方法
チェックリストを作成したら、それを効果的に活用することが次のステップです。以下の方法で活用しましょう。
- 毎日の進捗確認:毎日少しずつでも確定申告の作業を進め、チェックリストで進捗を確認します。小さな進歩も積み重ねることが大切です。
- 分からない点の特定:チェックリストを見ながら、分からない項目や不明点を特定し、調べるか専門家に相談しましょう。
- 締切日前の最終確認:締切日の少なくとも前日には、チェックリストに沿って最終確認を行います。これにより、ギリギリになって慌てることがありません。
まとめ
確定申告はすべきことが、多く、また資料がなかなか揃わなくて、毎年どうしてもギリギリになる方も多いと思います。
しかし、最低限すべきことを整理し、ツールを効果的に使用することで、適切な処理を行うことができます。
この記事が後押しとなれば嬉しいです!