エクセルが上手になるコツってないかしら
そんなあなたに読んでほしい記事です。
エクセルは、ビジネスシーンで広く利用されている表計算ソフトです。しかし、多くの方が作業時間の長さに悩んでいます。そこで、作業時間を大幅に短縮する方法として、ショートカットキーの活用が挙げられます。
ショートカットキーは、キーボード操作だけでコマンドを実行できる機能です。身につけることで、マウス操作よりも速く、効率的に作業を進めることができます。
この記事では、まずここから身につけてほしい、初心者でも簡単に使える厳選ショートカット4選を紹介します。
ショートカットは、エクセル上手の第一歩です
コピー&ペースト:Ctrl+C / V
毎日のように使うショートカットです!
セルのデータをコピー&ペーストする、基本操作です。マウスよりも速く、効率的にデータを入力できます。
操作方法
- コピーしたいセルを選択する。
- Ctrlキーを押しながらCキーを押す(コピー)。
- データを貼り付けたいセルを選択する。
- Ctrlキーを押しながらVキーを押す(ペースト)。
マウスを使ってセルを選択し、右クリックメニューからコピー&ペーストを選択するよりも、圧倒的に速く操作できます。さらに、余力のある方は、以下のショートカットキーも覚えておくと便利です。
- 切り取り:Ctrl+X
- 貼り付け(形式を選択して貼り付け):Ctrl+Shift+V
- 値のみ貼り付け:Ctrl+Alt+V
セルの書式設定:Ctrl+1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6
入力のたびに、マウスを動かして設定すると、意外とタイムロスになります
セルの書式を素早く設定できるショートカットです。Ctrl+数字の1~6で、太字、斜体、罫線などの、普段でもよく使う書式設定を、簡単に呼び出せます。
操作方法
- Ctrl+1:太字
- Ctrl+2:斜体
- Ctrl+3:下線
- Ctrl+4:左揃え
- Ctrl+5:中央揃え
- Ctrl+6:右揃え
これらのショートカットキーを組み合わせることで、複雑な書式設定も素早く行うことが出来ます。
セルの結合・解除:Alt+J、M
見た目を整えるのに、よく使うショートカットです
隣接するセルを結合したり、解除したりできるショートカットです。表の見やすさを簡単に調整できます。
操作方法
- セルを結合したい範囲を選択する。
- Altキーを押しながらJ、もしくはMキーを押す(結合)。
- 結合解除したい範囲を選択する。
- 同じく、Altキーを押しながらJ、もしくはMキーを押す(結合の解除)
表を作成する際に、セルを結合したり、結合を解除したりする操作は頻繁に行うので、これらのショートカットキーを覚えておくと便利です。
検索・置換:Ctrl+F / H
数千、数万のデータから目で確認するのは大変です
大量のデータから特定の文字列を検索したり、置換したりする場合は、検索と置換機能を使いましょう。
- 検索:Ctrl+F
- 置換:Ctrl+H
Ctrl+Fを押すと、そのシート、もしくはファイル全体のデータから、目的の文字列を検索することが出来ます。また、そのままCtrl+Hを押して、置き換えたい文字列を入力すれば、マウスを一切動かさずに、目的の文字列を全て変換することが出来ます。
ショートカットキーを覚えるためのコツ
一番の方法は、とにかく使ってみることです!
ショートカットキーを覚えるのは難しいと感じる人もいるかもしれません。以下のコツなども参考に、まずは普段良く使うものから、効率的に覚えるようにしてみましょう。
- よく使うショートカットキーから覚える
- 実際に使ってみる
- ショートカットキー一覧表を、見やすい場所に置いておく
まとめ:エクセルショートカットで作業時間を短縮しよう
ショートカットキーを覚えることで、作業時間を大幅に短縮することができます。場合によっては、何時間もかかる作業を、一瞬で終えてしまうことも可能です。
今回紹介したショートカットキーは、ほんの一例です。他にも数多くのショートカットキーがあるので、この記事を第一歩に、作業効率をアップさせていきましょう。
ショートカットの世界は深く、楽しいですよ!